北京五輪時、バイオテロなど8件のテロ事案があった=WHO発表―中国

Record China    2010年5月20日(木) 14時27分

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18日、08年の北京五輪開催前に、中国政府はバイオテロなど8件を未然に防いでいたことからわかった。WHOが報告書で明かした。写真は10年5月、山東省の公安当局が実施した突発事件への対処訓練。

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2010年5月18日、08年の北京五輪開催前に、中国政府はバイオテロなど8件を未然に防いでいたことからわかった。世界保健機関(WHO)などが共同で編纂した報告書籍からわかった。北京晩報の報道。

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同書の内容は、オリンピックが開催都市の公共衛生面に与える影響を評価・報告するもので、北京五輪委、中国衛生部、北京市衛生局、WHO、国際オリンピック委員会(IOC)の共同編集による。健康関連の出版物ではIOCが初めて出版する書籍となる。

同書では、北京五輪が生物化学兵器によるテロの発生に備えて敷いていた医学的な支援体制についても記載されている。北京五輪開催(08年8月)前の5か月間、某国の在中国大使館で発見された炭疽菌の疑いのある白い粉や地下鉄爆破のデマ、国際空港への火薬持ち込み、競技施設を標的としたバイオテロなど、テロの危険性8件に中国政府が対処したことなどが明かされているという。(翻訳・編集/岡田)

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