<調査>毎年220万人の青少年が室内空気汚染で死亡=5歳以下が100万人―中国

Record China    2010年5月19日(水) 19時6分

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16日、中国では毎年約220万人の青少年が室内空気汚染による呼吸器系の病気で死亡していることが分かった。資料写真。

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2010年5月16日、中国では毎年約220万人の青少年が室内空気汚染による呼吸器系の病気で死亡していることが分かった。中国新聞網が伝えた。

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中国疾病予防コントロールセンターが同日午後(現地時間)の記者会見で、中国標準化委員会中国青少年衛生健康指導センターの最新の調査結果として明らかにした。それによると、中国の室内空気汚染による青少年の死亡者は毎年約220万人で、うち100万人は5歳以下の幼児であることが分かった。

室内空気汚染は大気汚染より5〜10倍も汚染レベルが高く、世界中の病気の4%は室内空気の質と関連しているという。主な室内汚染物質はホルムアルデヒド、ベンゼン、アンモニア、ラドンの4種類で、中でもホルムアルデヒドは中国における有毒化学品の「優先して規制すべきリスト」の上から2番目に挙げられている。

ホルムアルデヒドの主な発生源は室内の建材や壁紙、家具などで、新築やリフォームの後5〜15年かけてゆっくり放散されるという。世界保健機関(WHO)はホルムアルデヒドに発がん性と催奇形性があると警告している。(翻訳・編集/NN)

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