県長一家6人殺害事件、犯行動機は怨恨説が有力―貴州省

Record China    2006年12月4日(月) 12時13分

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貴州省興仁県の文建剛県長一家6人が殺害された事件で、犯人に約260万円の懸賞金がかけられた。犯行の理由としてはうらみによる報復殺人という説が有力となっている。

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2006年12月4日、貴州(きしゅう)省黔西南布依族苗族(けんせいなんプイぞくミャオぞく)自治州興仁(シンレン)県の文建剛(ウェンジエンガン)県長が、11月27日の夜に一族や使用人もろとも殺害された事件の究明に向け、国家公安部と貴州省の公安庁が特別チームを現地に派遣、自治州と県の公安機関と合わせて、約100人体勢で調査が行われている。

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殺されたのは文県長本人とその妻、息子、妻の母、文県長の姉、そして家政婦を含む6人。事件当時県長の自宅にいた全員だった。共産党幹部である県長の一族がこのように残酷な殺され方をしたことは社会に悪影響を及ぼすとして、中央政府は強い関心を寄せている。

この事件に関し、自治州政府は地域の住民に向けて、賞金20万元(約260万円)をかけて殺人犯に関する情報を募集している。

犯行の理由としてはさまざまなうわさが飛び交っているが、現時点では文県長就任の際、県内の多くの無許可炭鉱を閉鎖して多くの人が職を失ったことに関する、うらみによる報復殺人という説が強く、警察もこの線で捜査を進めている。文県長が県長に就任したのは2002年で、最近に至るまでたびたび脅迫を受け続けていたという。

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