2010年5月14日、米華字ニュースサイト・世界新聞網によると、15日に訪中する米国のロック商務長官は出発前、米国は中国に対するハイテク製品の輸出規制政策について新たに検討中で、数か月以内に関連事項を発表する用意があると述べた。環球時報（電子版）が伝えた。

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米国は中国に対するハイテク製品の輸出規制緩和を検討しており、同時にクリーンエネルギー・電気エネルギー備蓄測量機器などについても輸出拡大する意向。ロック商務長官は、米国は安全面を考慮してハイテク製品の輸出規制を行ってきたが、世界各地で緩和が進んでいる現状ではこの規制は意味をなさなくなったとして、輸出規制政策を再検討していると説明した。

中国は米国のハイテク製品の輸出規制が米中貿易の不均衡につながっているとして、米国に対し輸出規制緩和を訴えてきた。ロック商務長官はこれについて、対中輸出拡大と中国からの輸入制限撤廃は米国の貿易赤字を解消する最良の方法であるとし、米国内の雇用創出や中国の技術革新にもつながるよう期待すると語った。（翻訳・編集/中原）