Record China 2010年5月15日(土) 8時0分
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13日、中国最大のニンニク産地、山東省済寧市金郷県の「ニンニク神話」が注目を集めている。昨年からの価格高騰で一気に大金を手に入れた人が続出しているのだという。写真は中国各地の農産品卸売り市場に積み上げられたニンニクの山。
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2010年5月13日、中国最大のニンニク産地、山東省済寧市金郷県の「ニンニク神話」が注目を集めている。昨年からの価格高騰で一気に大金を手に入れた人が続出しているのだという。第一財経日報が伝えた。
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金郷県では最近、新車を買う人が増えている。昨年からのニンニク高騰で大儲けした人たちが現金一括払いでポンと買っていくのだという。同県は中国最大のニンニクの産地。2年前にはリーマンショックの影響で一時は値段が暴落し、作付面積を減らす農家が相次いだ。だが昨年、新型インフルエンザに効くとの噂が広まるとあっという間に供給不足に。500グラムあたり0.04元(約0.5円)だった卸値が4元(約54円)と100倍も値を上げた。最も高い時は6元(約82円)にまでつり上がった。
そこへ、株や不動産で儲けた現金を大量に持つ投機家が目を付けた。ニンニクを大量に買い占めた後、冷凍保存し、値がつり上がるのを待って転売する。それがさらに別の業者に転売される時には倍の値段に。こうして、金郷県には多くの「ニンニク長者」が誕生した。中には1億元(約13億6000万円)以上荒稼ぎした人がいるという「伝説」も広がっている。(翻訳・編集/NN)
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