幼稚園で再び無差別殺傷、園児ら8人死亡=容疑者はすでに自殺―陝西省漢中市

Record China    2010年5月12日(水) 16時17分

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12日、中国陝西省漢中市南鄭県の幼稚園で午前8時(現地時間)ごろ、凶器を持った何者かが園児らを次々と襲い、園児7人と教師1人が死亡、20人以上が負傷する事件が起きた。容疑者はすでに自殺している。写真は中国の幼稚園の震災避難訓練。

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2010年5月12日、中国陝西省漢中市南鄭県の幼稚園で同日午前8時(現地時間)ごろ、凶器を持った何者かが園児らを次々と襲い、園児7人と教師1人が死亡、20人以上が負傷する事件が起きた。ウォールストリート・ジャーナルの中国語版ウェブサイトが伝えた。

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記事によると、事件のあった漢中市の柳暁明(リウ・シャオミン)宣伝部長は事件の事実を認めた上で、容疑者が犯行後に自殺したことを明かした。なお、中国国営の新華社通信は今のところ、事件の詳細を報じていない。

中国では3月にも福建省南平市の小学校でなたを持った男に小学生13人が殺傷される事件が発生。4月にも江蘇省、山東省、広東省、広西チワン族自治区で計4件、同様の事件が起きている。犯行に及んだ者には教師や医者も含まれ、犯行後に焼身自殺したケースもある。

一連の事件に関し、国内多数のメディアは、被疑者らが犯行に及んだ背景には格差や社会的不正への不満があると指摘している。(翻訳・編集/NN)

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