がん患者が毎年200万人増加、生活習慣や環境悪化で―中国

Record China    2010年5月11日(火) 7時41分

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6日、中国では生活習慣の変化や環境の悪化によって、がん患者が毎年200万人増加している。

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2010年5月6日、広州日報によると、中国では生活習慣の変化や環境の悪化によって、がん患者が毎年200万人増加している。また、年間死亡者数の5人に1人の割合に当たる140万人が、がんが原因で死亡している。

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中国では毎年、がん患者が約200万人生まれるとともに、がんが原因の死亡者数は140万人に達しており、大都市の多くでは心臓、脳血管疾患を抜いて死因のトップになっている。都市部ではがんによる死亡が死亡者全体の22.32%を占めており、死亡率は70年代中期と比較して83.1%、90年代初期と比較して22.5%も増加している。発症部位別では、肺がん、肝臓がん、胃がん、食道がん、直腸がん、乳がん、子宮がん、上咽頭がんが多く、がんによる死因の80%以上を占めている。

80%の腫瘍は生活習慣と環境が原因とも言われているが、中国抗がん協会の張広超(ジャン・グアンチャオ)秘書長は「がんに対してなす術がないわけではない。良好な生活習慣と定期検査ががんの予防や治療に有効だ」と指摘。

早期発見、早期診断、早期治療の「三早」はがんの治癒率を高め、死亡率低減のカギでもあるという。(翻訳・編集/HA)

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