2010年5月4日、中国紙・現代快報は、上海万博の各国パビリオンが販売する高級商品が来場者に飛ぶように売れていると報じた。

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まずは、長い行列が続くフランス館。来場者は美しく飾られたルイ・ヴィトンのバッグに心奪われ、きらびやかなファッションショーに度肝を抜かれる。本場のフランス料理が食べられるレストランは1人平均1000元（約1万3000円）と高額ながら、3日前の予約が必要なほどの盛況ぶり。万博用に作られた1本188元（約2600円）の香水「フランス館」の人気も高い。

オーストラリア館では1枚880元（約1万2000円）のカンガルーの毛皮が大人気。1足1400元（約1万9000円）の人気ブランド「UGG」のムートンブーツは早くも品切れで、入荷待ちの状態だ。若い母親たちは「国内産より高いけど質が良い」と1缶438元（約6000円）の赤ちゃん用粉ミルクを大量に買っていく。

女性にも男性にも人気が高いのはイタリア館。入口を入るとすぐ、伝統的な高級車ブランド、イソッタ・フラスキーニの1923年モデルがお出迎え。500万ドルは下らないという夢の超高級車に来場者が盛んにシャッターを切る。壁にはプラダやドルチェ＆ガッバーナ、ベルサーチといった有名ブランドの服がズラリと並び、女性たちの溜息を誘っているという。（翻訳・編集/NN）