Record China 2010年5月4日(火) 12時45分
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3日、北京大学メディア研究者の王錦思氏はブログで、上海万博を通じて日本と中国の交流がさらに深まったと論じた。写真は上海万博開幕初日の1日、日本館の前に出来た行列。最大3時間待ちの人気だった。
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2010年5月3日、北京大学メディア研究者の王錦思(ワン・ジンスー)氏はブログで、上海万博を通じて日本と中国の交流がさらに深まったと論じた。以下はその内容。
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上海万博の開会式で、万博のイメージ大使を務める日本の著名な歌手、谷村新司さんがかの有名な「昴」を歌った。心に響く歌詞に感動的なメロディー、そして一面に星がきらめくロマンチックな演出は、胡錦濤(フー・ジンタオ)主席をはじめとする会場中の観客を魅了した。この曲が開会式で歌われるということは、日中両国の交流が今後ますます勢いを増すことを暗示している。
日本からの来場者は外国人来場者の3分の1を占める100万人に達する見込みだが、これは日本が国を挙げて上海万博をPRした成果だ。「ジャパンデー」「ジャパンウィーク」のほか、最高級の懐石料理や「世界一トイレ」、北海道の雪が持ち込まれるなど、中国の人々に日本を疑似体験してもらおうという意気込みが感じられる。また、PRソングを盗作された日本の歌手、岡本真夜さんも、日中友好の大局と万博への影響を考慮して事を荒立てなかった。
谷村さんが開会式で「昴」を歌った意義は大きい。その歌声は星空を突き抜け、すべての中国人の心に沁みわたった。その1つ1つは星がきらめくほどの小さな炎だが、それらはやがて大きな炎となって燃え盛るだろう。(翻訳・編集/NN)
●王錦思(ワン・ジンスー)
北京大学メディア研究者。吉林省徳恵市出身、北京在住。日中関係、中国問題、国際情勢について数多くの記事を発表。日中戦争や日中友好に関する物品の収集家でもある。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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