Record China 2010年4月29日(木) 9時22分
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26日、中国で後継ぎ問題に悩む私営企業の経営者が増えている。「富二代(金持ちの2代目)」と呼ばれる息子たちが会社を継ぎたがらないのが原因だ。写真は8日、四川省広安市広安区観塘村の「女子大生村官」。
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2010年4月26日、中国で後継ぎ問題に悩む私営企業の経営者が増えている。「富二代(金持ちの2代目)」と呼ばれる彼らの息子たちが、会社を継ぎたがらないのが原因だ。中国新聞網が伝えた。
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広東陽江企業家商会によると、中国の私営企業の多くは改革開放以降の80年代末から90年代初めにかけて創業した。現在、経営者の多くは50歳を超えており、真剣に後継ぎ問題を考える時期に差し掛かっている。だが、同商会の年配会員のうち、60%が「息子が後を継がないと言っている」と回答。とりあえず当面は現状を維持しながら他の方法を模索するしかないと考えている人が多い。
では、「富二代」はなぜ後を継ぎたがらないのか?主に2つのパターンに分かれるという。まずは、自分でも会社を興したいという考え。「富二代」の大半は一流の教育を受けており、知識が豊富で個性も強い。卒業後は父親が作った会社を継ぐのではなく、父親の支援を受け自分で何か事業を始めたいと考える。だが、本当に頭が痛いのは、すねかじり気分がいつまでも抜けない「富二代」たち。働かなくても遊んで暮らせるため、余計な苦労はしたくないと考える。
だが、実業界はこうした現状に好意的だ。後継ぎ問題で「富二代」を責めるべきではなく、むしろ積極的に事業を立ち上げる「富二代」を応援するのが責任ある大人の態度だと指摘している。(翻訳・編集/NN)
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