GDP成長率は9.9%と予測=2010年春季の「経済青書」発表―中国社会科学院

Record China    2010年4月23日(金) 13時19分

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22日、中国の政府系シンクタンクである中国社会科学院が発表した「経済青書」は、2010年の中国の国内総生産(GDP)成長率を9.9%と予測した。写真は北京のショッピングセンター。古代の服装やよろいを身にまとって客寄せをしている。

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2010年4月22日、中国の政府系シンクタンクである中国社会科学院が発表した「経済青書(青書=日本の白書に相当)」は、2010年の中国の国内総生産(GDP)成長率を9.9%と予測した。新華網が伝えた。

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経済青書は中国社会科学院と社会科学文献出版社が共同で発表した。それによると、2010年の中国経済は引き続き金融危機対策に対応し、安定しつつも比較的速い成長を維持するほか、発展方式の転換が加速。「十一五」(第11次5か年計画、2006〜2010年)の目標を全面的に実現させ、次の「十二五」(第12次5か年計画、2011〜2015年)の基礎を固める重要な1年となる。

青書は2010年の中国のGDP成長率を、国内で大きな災害や事故が起きない限り、前年比1.2ポイント増の9.9%と予測。このほか、消費者物価指数(CPI)は穏やかに上昇するが、深刻なインフレが起きる可能性は低いとの見通しも示した。(翻訳・編集/NN)

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