<続報>地震で民家の99%が倒壊、死者は300人に―青海省玉樹チベット族自治州

Record China    2010年4月14日(水) 15時41分

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14日、中国西部・青海省玉樹チベット族自治州玉樹県でマグニチュード7.1クラスの激しい地震があり、これまでにおよそ300人の死亡が確認された。写真は青海省玉樹チベット族自治州新寨瑪尼石城。

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2010年4月14日、中国西部・青海省玉樹チベット族自治州玉樹県でマグニチュード7.1クラスの激しい地震があり、これまでにおよそ300人の死亡が確認された。新華網、中国新聞社、中国広播網など複数のメディアが伝えた。

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震源は同自治州の玉樹県上拉秀郷日麻村で、深さはおよそ3300m。同州委宣伝部の卓華夏(ジュオ・ホワシア)副部長は電話取材に対し、地震による土砂崩れで同県の中心地・結古鎮の空港に通じる道路は寸断され、通信もマヒしているため、飛行機による救援物資の輸送が可能かどうか分からない状態だと答えた。被災地ではテントや医療器具、薬や医療スタッフなどが不足しているという。

被災地は多くの建築物が耐震構造のないレンガ造りのため、民家の99%が倒壊し、けが人は8000人にのぼると見られている。卓副部長は「震源地付近は放牧地で民家も少ないため、結古鎮ほど被害は大きくない」と話した。

また、震源地から200キロほど離れた場所を走る青蔵鉄道(青海チベット鉄道)は、今のところ大きな影響はないと伝えられている。(翻訳・編集/NN)

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