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6日、「中国の建築物の平均寿命はわずか30年」―中国住宅都市農村建設部の副部長が先日開かれた国際会議で明かした事実に、ネットユーザーがショックを受けている。写真は昨年6月、建設中に突如倒壊した上海市内のマンション。
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2010年4月6日、「中国の建築物の平均寿命はわずか30年」―中国住宅都市農村建設部の仇保興(チウ・バオシン)副部長が先日開かれた国際会議で明かした事実に、ネットユーザーがショックを受けている。華商報が伝えた。
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仇副部長は3月末に開かれた第6回「国際エコ建築と建築省エネ大会」で、中国が毎年消費するセメントや鋼材は世界の40%に達し、新築件数は世界最多に上るが、それらの平均寿命は25〜30年と短く、世界の環境にとって大きな脅威となっていると述べた。
寿命が短い理由は主に2つ。まずは、昨年上海で起きた建設中のマンション倒壊事故のように、建物の質自体に問題があるケース。そして、もう1つは建てたばかりの建物を「都市計画」による開発で、わずか数年で取り壊してしまうケースだ。
このショッキングな事実に、ネットユーザーたちは驚きと怒りを隠せない。「わずか30年で壊れてしまう建物のために高いローンを払うなんて馬鹿げている」「90歳の祖母はいまだに100年前に建てた土製の家に住んでいる。技術が進歩しても人間の良心は退化したのか」「どうやって計算したのか」「とても信じがたい。政府の見解はどうなっているのか」など、物議を醸している。(翻訳・編集/NN)
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