2010年4月3日夜、北京テレビ局で、中国赤十字会、中華慈善総会、中国文学芸術界連合会主催のチャリティーイベント「干ばつから救おう、わたしたちは行動する」が開催された。5日、重慶晨報が伝えた。

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中国南西部を「100年に一度」という大干ばつが襲っている。3月末時点で6000万人が影響を受け、1800万人もの飲料水が不足している。農業にも大きな被害が出ており、食料価格高騰の要因になるとも懸念されている。

チャリティーイベントのトップバッターはアンディ・ラウ（劉徳華）。被災者を勇気づけようと「中国人」を熱唱した。被災者の苦しみを思ってか、歌うアンディの目からは涙があふれた。歌い終わっても、嗚咽して話ができないほどだった。イベント主題歌「飲水思源」を歌ったのはジャッキー・チェン。一滴の水もムダにしてはならないと訴えた。

他にも多くの歌手、俳優が出演したほか、俳優のチェン・ダオミン（陳道明）が水を持って被災地を訪問するショートフィルムなども放映された。チャリティーに賛同した各界からは続々と寄付と支援物資が集まったが、寄付金の総額はなんと27億7000万元（約384億円）に達したという。（翻訳・編集/KT）