多額の現金持ち出し・持ち込み事件が急増―広東省深セン市

Record China    2010年3月31日(水) 16時3分

拡大

29日、広東省深セン市羅湖の税関で、無申告での多額の現金持ち出し・持ち込みの摘発が相次いでいる。写真は羅湖の出入境検査所。

(1 / 4 枚)

2010年3月29日、広州日報によると、広東省深セン市羅湖の税関で、無申告での多額の現金持ち出し・持ち込みの摘発が相次いでいる。

その他の写真

24日夜、深セン市羅湖の税関で、現金持ち出しが摘発された。荷物から20万香港ドル(約239万円)が見つかったほか、ビニール袋に入った現金100万香港ドル(約1196万円)を腰のまわりに隠していたという。同日にはこの他に199万香港ドル(約2380万円)を持ち込もうとした香港籍男性も摘発されている。23日には人民元160万元(約2160万円)を持ち出そうとした香港籍女性も摘発された。

羅湖税関が今年摘発した現金持ち出し・持ち込み案件は前年同期比10%増の123件。金額は100%増の3168万元(約4億2768万円)。従来、現金持ち出し・持ち込み案件は中国本土出身者が香港で不動産を買うため、企業の資金回収・債務返済、地下銀行の資金移動などが主な動機だった。今年、急に案件が増加した理由については、現在調査中だという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携