<レコチャ広場>もしも、タイガー・ウッズ事件が中国で起きていたら?

Record China    2010年3月26日(金) 21時2分

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25日、「もしも、タイガー・ウッズ事件が中国で起きていたら?」と題したブログ記事を、テレビ司会者を務めるなど中国メディア界で活躍する譚飛氏が発表した。写真は09年11月、上海で開かれたWGC−HSBC選手権で数千人のファンを魅了したタイガー・ウッズ。

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2010年3月25日、「もしも、タイガー・ウッズ事件が中国で起きていたら?」と題した記事を、テレビ司会者を務めるなど中国のメディア界で活躍する譚飛(タン・フェイ)氏がブログサイト・新浪博客に発表した。以下はその内容。

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泥沼の不倫スキャンダルにより、ゴルフ界の貴公子から一転、今やその名声もすっかり地に落ちてしまった米男子ゴルフ界のスーパースター、タイガー・ウッズ。それでは、もしも同じ事件が中国で起きていたらどうなるのか?筆者はその「もしも」を時系列にまとめた。

1、不倫スキャンダルがマスコミに暴かれ、イメージがた落ち

2、最初はひたすら沈黙。記者会見も開かない

3、2か月後、どこかのメディアに取材させ、「女性ファンが多過ぎて、対応を誤ってしまったかもしれない」とだけ述べるが、謝罪はしない

4、ネット上に不倫相手たちの「証言ビデオ」が流出。ウッズのうそをユーザーたちに指摘されるが、無言を貫く

5、マスコミ対策の結果、「自称不倫相手」の女性たちが単なる売名行為であったとの見方が広まる

6、マスコミの間で「自分たちにウッズを責める資格はあるのか?」といった意見が飛び交うようになる。他のスポーツ選手だって不倫の1つや2つはしているではないか、と

7、ネット上にウッズ擁護論が噴出する。「ウッズはゴルフ界のオバマ」「英雄は下半身も立派。“活躍”は当然」といった声が相次ぐ

8、「両会」の代表が、「『国宝』のゴシップを並べたてて大事にしない行為」を防止する法案を国会に提出する

9、スポーツ紙などが一斉に「ウッズ陰謀説」を報道。すべては反ウッズ陣営が裏で仕組んでいたものだと強調する

10、この辺まで来ると、ウッズの名誉もほぼ回復。ネットユーザーや自称不倫相手らは、ウッズを陥れようとしていた輩として糾弾される

11、ウッズは再び神のような存在となり、数々のイベントやCMに顔を出すようになる。ギャラはスキャンダル前の1.5倍に跳ね上がる

12、1年後、ウッズが当時のスキャンダルを回想した本を出版。印税をがっぽり稼ぐ

13、ウッズは50年後の回想録で「陰謀に遭って自分は不幸だった。だが、そのお陰で祖国の愛を感じることが出来た」と感謝の言葉を述べる。そして、ウッズは体育総局副局長が金メダリストに言い放った「両親よりまずは祖国に感謝しろ」という言葉をかみしめるのである。(翻訳・編集/NN)

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