Record China 2010年3月29日(月) 20時7分
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24日、中国の若者世代を対象に行った親子の関係についての意識調査で、親たちは子供に心配を掛けないよう必死で努力し、子供たちは自分の親の「老い」に気づいていることが分かった。写真は北京で暮らす若者。
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2010年3月24日、故郷を離れて大都会の北京市で暮らす若者は大勢いるが、そんな彼らが両親に会う機会は年に1度か2度。地元紙・北京晩報は、大都会で暮らす「80後(バーリンホウ:80年代生まれの若者)」50人を対象に、親子の関係について意識調査を実施した。
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その結果、95%が「実家は地方にある」と答え、うち70%が「帰省して親に会うのは年1回」と答えた。ただし、全員が電話で定期的に親と連絡を取り合っており、「忙しい?ちゃんと食べてる?何してる?身体に気をつけて!」といった言葉を互いにかけあっているという。
「ここ数年、親はどのように変化したか?」という問いには、「年をとった」「病気がちになった」「子供に気を使って話すようになった」「弱気になった」との回答が多数。また、「親が病気やけがをしていたにもかかわらず、それを知らされていなかったことがある」と答えた若者は85%にのぼった。ある若者は「2週間も家の電話がつながらなかったので父親の携帯電話にかけたところ、『母親も自分も仕事で出張中。元気だから心配するな』と言われた。しかし後になって、親戚から『お前の父親は糖尿病が悪化して2週間前から入院している』と教えられた」と話す。
そのほか記事では、都会生活で忙しい子どもに遠慮して電話での通話時間を控えたり、子どもとの交流のためにキーボード入力をマスターし、チャットやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用したりする親心を紹介した。
そんな中で、「どんどん明るく活発になっていく親」や「パソコンでインターネットやブログを楽しむ親」、「旅行に出かけるのが趣味の親」など、積極的に人生を楽しもうとする親も確実に増えているという。(翻訳・編集/本郷)
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