Record China 2010年3月24日(水) 10時7分
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23日、今年の中国の黄砂発生回数は例年よりやや多くなる見通しで、気象専門家は今春中にあと8〜10回発生すると予測している。写真は20日の中国各地。
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2010年3月23日、毎年春になると中国各地だけでなく海外にまで被害をもたらす黄砂。今月19日以降、中国北部で「今年最大級」といわれる黄砂が観測され、その影響は遠く離れた日本や韓国、台湾にまで及んだ。今年は黄砂の発生回数が例年よりやや多くなる見通しで、気象専門家は「中国北部で今春中にあと8〜10回発生する」と予測している。中国の英字紙チャイナデイリーが伝えた。
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中国気象局の張培群(ジャン・ペイチュン)首席予報官によると、黄砂は2000年以降、毎年春に多く発生しており、今年は19〜20日にかけての大規模な黄砂によってすでに16の省(自治区・直轄市)の2億7000万人が被害を受けた。
過去10年のデータによると、黄砂の年間平均発生回数は9回以下で、その80%以上が春に発生している。気象専門家は「今年の春は寒気の活動が活発なため、あと8〜10回黄砂が発生する可能性がある」と予測している。(翻訳・編集/HA)
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