「入場無料」と思った龍門石窟で肩透かし―河南省洛陽市

Record China    2006年11月29日(水) 11時43分

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下の写真は2005年の「文化遺産の日」のもので、上が今年の同じ日の龍門石窟入り口の光景。昨年無料で公開されたため、今年もそうだと思いやって来た人々が、あきらめきれず徘徊している。

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2006年11月26日、河南(かなん)省洛陽(らくよう)市にある龍門石窟の前門で、しとしと小雨の降る中を観光客がさまよっている。去年のこの日、河南省は全国に先駆けて「文化遺産の日」を提唱し、全省67か所にある歴史文化遺跡と観光地を、無料で一般公開した。

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そのため460万人もの観光客が押しかけ、「文化の宴」を享受した。世界文化遺産の龍門石窟には1日で50万人の人出があり、これまでの1日あたり最大のべ訪問者数4万人をはるかに上回った。

河南省の規定によると、毎年11月最後の週末は、2005年から「河南文化遺産の日」とされている。しかし今年の文化遺産の日には、各観光地の無料一般公開については何も発表されていなかった。

今年の11月26日は、昨年と同じく週末にあたった。無料で観光ができると楽しみにしていた人々は、普段どおりに売られている高い入場券に尻込みし、入り口でとまどっている。鄭州(ていしゅう)大学から来たという李(リー)さん一同は、「文化遺産の日の無料一般公開をやめるのなら、早めにそう言って欲しいよ」とぐちをこぼした。

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