鍼灸治療がHIVとB型肝炎ウイルスの感染経路に、香港大教授が指摘―香港紙

Record China    2010年3月22日(月) 23時36分

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19日、鍼灸治療がB型肝炎ウイルスやHIVの感染経路になる可能性があると香港大学の教授が指摘した。写真は皺を取り除くために行われる美容鍼灸。

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2010年3月19日、香港紙・明報によると、鍼灸治療がB型肝炎ウイルスやHIVの感染経路になる可能性があるという。20日、中国新聞網が伝えた。

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学説を発表したのは香港大学の胡●逸(パトリック・ウー、●は金へんに利の右)教授で、英医学誌BMJ(British Medical Journal)に論文を寄稿した。胡教授によると、鍼灸が感染経路となり細菌性感染症が発症した例が、現在世界で確認されているだけで50ケースあるという。同教授はこの数字を「氷山の一角」だと指摘している。

50のケースのうち大部分は未消毒の針が使用された結果感染したとされているが、中には鍼灸師自身が感染源だったケースもあったという。また、5人がB型肝炎に感染していた。同教授によると、鍼灸によりHIVが感染する可能性もあるという。(翻訳・編集/津野尾)

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