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3月、台湾では中国本土製造の血清と血漿の輸入が始まった。野党・民進党は台湾市民の健康を考えない行為であり、米国の圧力で輸入を解禁した狂牛病問題と同じだと反発している。写真は血漿を製造する青島センター血液ステーション。
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2010年3月、台湾では中国本土製造の血清と血漿の輸入が始まった。野党・民進党は台湾市民の健康を考えない行為であり、米国の圧力で輸入を解禁した狂牛病問題と同じだと反発している。20日、環球時報が伝えた。
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今月4日、中国本土製造の血清、血漿の輸入が解禁された。民進党の翁金珠(ウォン・ジンジュー)立法委員は解禁に伴う検査検疫体制の確立が必要だと主張。エイズが蔓延しマラリア感染者も多い中国本土から対策なしで輸入することは許されないと批判した。
輸入解禁を認可した台湾経済部国貿局は、所轄の台湾衛生署が解禁に賛成し、医療・薬品メーカーの同業組合も同意したため、専門家の意見を尊重し結論を出したと主張。施顔祥(シー・イエンシアン)台湾経済部長は、台湾地区と中国本土の「貿易許可法」が定める輸入禁止リストに掲載されていないため、血清及び血漿の輸入は合法だと反論した。(翻訳・編集/KT)
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