Record China 2010年3月19日(金) 10時55分
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17日、ロンドン名物の黒塗りタクシーを製造するマンガニーズ・ブロンズ社は、中国の吉利集団を引受先に第三者割当増資を行うと発表した。吉利の保有株は過半数を超え経営権を手にする。写真はロンドンブラックキャブ。
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2010年3月17日、ロンドン名物の黒塗りタクシー・ロンドンブラックキャブを製造するマンガニーズ・ブロンズ社は、中国の自動車メーカー吉利集団を引受先に第三者割当増資を行うと発表した。これまで19.9%の株式を保有していた吉利だが、これにより保有株は過半数を超え経営権を手にする。19日、北京晨報が伝えた。
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2009年は730万ポンド(約10億円、税引前損益)もの赤字を計上していたマンガニーズ・ブロンズ社。今回の第三者割当増資で1400万ポンド(約19億3000万円)もの現金を入手する見通しだ。
マンガニーズ・ブロンズ社財務理事は米ブルームバーグの取材に答え、吉利が経営権を掌握した後、同社の方針は大きく変わるとコメントした。第一にロンドンブラックキャブの製造自体は続けるものの、ボディとシャーシの製造工場は上海に移される。第二に吉利の車種の組立・販売を同社が請け負い、欧州市場での販売を目指すという。
ただし、ロイター通信はマンガニーズ・ブロンズ社幹部の談話として、吉利はまだ最終決定を下していないと報じている。中国自動車メーカーは中国市場の急成長を背景に、海外メーカーの買収など活発な動きを見せている。吉利はすでにスウェーデンのボルボ買収で基本合意を得ている。(翻訳・編集/KT)
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