2010年3月12日、中国で南部、北部ともに干ばつ被害が広がり、耕地の被害面積は600万ヘクタール以上に及んでいる。中国新聞社が伝えた。

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中国の全耕地面積は1億2000万ヘクタール超。うち600万ヘクタール以上が現在、干ばつ被害を受けている。西南地区の干ばつが特に深刻で、雲南省ではすでに5か月近くも干ばつが続き、1828万人の飲料水が不足している。一方で北方でも干ばつが広がり始めた。中国国家洪水干ばつ対策総指揮部弁公室は、被害は今後さらに深刻化すると予想している。

11日時点で中央気象台は雲南省の大部分、貴州省中部及び西南部、四川省南部、広西チワン族自治区北部などに干ばつ警報を発令している。（翻訳・編集/KT）