通関士による書類偽造事件、劣悪製品も輸出され外交問題に―広東省深セン市

Record China    2010年3月12日(金) 17時22分

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10日、広東省深セン市の通関士が偽造した通関書類を違法に販売していた事件の公判が、羅湖地裁で開廷した。写真は深センの皇崗税関。

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2010年3月10日、広東省深セン市の通関士が偽造した通関書類を違法に販売していた事件の公判が、羅湖地裁で開廷した。11日付で広州日報が伝えた。

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記事によると、公文書偽造の罪に問われているのは広東省在住の通関士、邱志高(チウ・ジーガオ)容疑者(30)。深セン市始まって以来の大規模な通関書類の偽造事件として、取り沙汰されている。ニセの書類で輸出された製品の中には劣悪な品質のものも含まれており、一部の国からは中国外交部宛てに抗議も寄せられた。「メイド・イン・チャイナ」の信用に関わる問題として、外交部を震撼させている。

邱容疑者は08年初めからインターネットで白紙の通関書類を入手し、本物の通関書類に仕立て上げて販売していた。本人は罪を認めており、「法律知識がなかった。これほど重い罪になるとは知らなかった」と話している。今のところ、懲役3年〜10年になる可能性が有力だ。傍聴席には妻と1歳になる子供ら家族や親戚が座ったが、邱容疑者の従兄も「せいぜい1年半くらいかと思っていた」と話すなど、順法意識の低さが目立った。(翻訳・編集/NN)

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