<キス空港閉鎖事件>二審で服役まぬがれる、渦中の2人は現在も交際中―米国

Record China    2010年3月10日(水) 18時28分

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9日、米国・ニュージャージー州ニューアーク地方裁判所は、恋人との別れを惜しむあまりに空港の立ち入り禁止区画に侵入した中国人留学生・江海松さんに対し、二審判決を下した。写真はニューアーク・リバティ国際空港。

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2010年3月9日、米国・ニュージャージー州ニューアーク地方裁判所は、恋人との別れを惜しむあまりに空港の立ち入り禁止区画に侵入した中国人留学生・江海松(ジアン・ハイソン/28歳)さんに対し、二審判決を下した。中国新聞社の報道。

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今年1月3日、ニュージャージー州ニューアーク・リバティ国際空港でのこと。ガールフレンドを見送りに来た江さんは、「少しでも長く彼女と一緒に居たかった」ため、警備員の目を盗んで保安検査を受けずに彼女とともに立ち入り禁止区画に入り込んだ。別れのキスをする姿は監視カメラにとらえられていたが、その後の足取りが分からなくなったため、空港ビルは6時間にわたり閉鎖され安全検査が実施された。

このほどニューアーク地方裁判所は江さんに500ドルの罰金と100時間の社会奉仕を命じ、江さんは服役を免れた。江さんの弁護士は「妥当な判決」としている。江さんは事件について罪状を全面的に認め深く反省しており、この日もメディアに向け、謝罪を表明した。当時、禁止区画への侵入は違法であると認識し、「立入禁止」の標記も確認していたが、「だれにも迷惑はかけないだろう」と考えてしまったという。

なお、事件のもう1人の主人公である江さんの恋人についてだが、事件を経た現在も江さんと仲睦まじい関係だという。(翻訳・編集/愛玉)

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