トラに襲われベテラン飼育員が死亡=原因はカギのかけ忘れか―上海動物園

Record China    2010年3月7日(日) 11時37分

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2010年3月6日、上海動物園で飼育員がトラに襲われ死亡した。死亡した李忠林飼育員は53歳の大ベテラン。2000年からトラの世話を続けてきた。写真は6日、上海動物園。現場検証。

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2010年3月6日、上海動物園で飼育員がトラに襲われ死亡した。7日、華西都市報が伝えた。

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6日早朝、李忠林(リー・ジョンリン)飼育員がトラ館の掃除をしている時に悲劇は起きた。掃除の際にはトラは別室に移動させることになっているが、この日は別室に通じる扉にカギがかかっていなかった。戻ってきたトラは李飼育員に襲いかかった。悲鳴をあげて他の従業員もかけつけたが、トラを引き離すまでに30分以上かかったという。助け出された時にはすでに息をひきとっていた。

李飼育員は今年53歳。動物園スタッフとして31年のキャリアを持つ大ベテランだという。問題のトラが2000年に上海動物園に来て以来、ずっと世話を担当してきた。今年1月にも河南省駐馬店市の南海公園動物園で、ライオン館掃除中の従業員が襲われ死亡する事件が起きている。原因はやはりカギのかけ忘れだった。(翻訳・編集/KT)

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