成長続ける中国の対外直接投資=「教訓」踏まえ摩擦防止策も講じる―米紙

Record China    2010年3月8日(月) 8時59分

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2010年3月4日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、中国の対米投資が急増していると報じた。昨年、中国の対米投資は39億〜64億ドル(約3510億〜5770億円)にまで達したものと推測している。写真は米国。

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2010年3月4日、米紙ロサンゼルス・タイムズは、中国の対米投資が急増していると報じた。環球時報が伝えた。

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現在、中国は保有する多額の米ドルを利用して全世界で積極的な投資を続けている。昨年だけでも中国の興行関連企業によるミズーリ州の劇場買収から、中国政府系ファンドの中国投資有限責任公司(CIC)によるコカコーラ社、ジョンソンエンドジョンソン社など有名企業の株式取得があげられる。

報道によると、2009年の対外直接投資は前年比6.5%増の433億ドル(約3兆9000億円)。対米投資は39億〜64億ドル(約3510億〜5770億円)と推定される。数年前はほぼゼロに近かったことから考えれば、大きな進歩と言える。

2005年、中国海洋石油が米石油大手ユノカルを買収を提示して、国際問題となったことがあったが、中国企業はその教訓を十分に生かしている。他国のパートナーを協力して投資するケースが増え、「中国企業の買収」が目立たないようにするなど、工夫をこらしている。(翻訳・編集/KT)

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