<トヨタリコール問題>早くも補強部品が在庫切れ、修理進まず消費者から苦情―中国

Record China    2010年3月4日(木) 14時40分

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3日、トヨタが中国で製造したスポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」のリコール問題で、一部店舗で修理に必要な部品が在庫切れとなり、改善措置がとれない事態となっている。写真は陝西省西安市内のトヨタサービス店。

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2010年3月3日、トヨタは先月28日から、中国で製造したスポーツタイプ多目的車(SUV)「RAV4」のリコールを開始しているが、一部店舗で修理に必要な部品が在庫切れとなり、改善措置がとれない事態となっている。中国紙・毎日経済新聞が伝えた。

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同紙が得た北京にある天津一汽トヨタのディーラーからの情報によると、今回のリコールでは改善措置としてアクセルペダル内部にスチール製の強化板を挟むことになっているが、一部店舗ですでにこれが在庫切れとなっている。新たな入荷は6日以降になる予定で、それまでは修理が出来ない状況。対象車両を持ち込まれても点検作業しか出来ないため、消費者から不満の声が上がっている。

今回のリコール対象台数は7万5552台。天津一汽トヨタは、部品が不足している問題について「強化板は複数回に分けて日本から送られてくることになっている。一部店舗で一時的に不足状態となる可能性も否定できない」としている。

RAV4のリコール問題については、豊田章男社長が1日に北京で記者会見を開き、中国の消費者に深々と頭を下げて謝罪したばかり。(翻訳・編集/NN)

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