中国、第三国経由で米国債を購入か=実際の保有残高を隠す意図―米議会

Record China    2010年3月1日(月) 8時59分

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2010年2月25日、米議会討論会で、中国が第三国経由で米国債を購入している可能性が指摘された。主要な米国債保有国としての立場を隠ぺいする狙いがあったと見られる。資料写真。

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2010年2月25日、米議会討論会で、中国が第三国経由で米国債を購入している可能性が指摘された。主要な米国債保有国としての立場を隠ぺいする狙いがあったと見られる。26日、AFP通信が伝えた。

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討論会に出席した国際通貨基金(IMF)の元チーフエコノミストであるマサチューセッツ工科大学のサイモン・ジョンソン教授は、中国の米国債保有残高が公式統計より多いのはほぼ間違いないと発言した。中国関連団体がロンドンや香港などの第三国で米国債を購入しているという。

英国の米国債保有高が2009年末時点で3000億ドル(約26兆8000億円)と前年の1309億ドル(約11兆7000億円)から急増した。しかし英国は2009年、大きな財政赤字を抱えていたことから、奇妙な変化だとジョンソン教授は指摘。中国が英国を経由して購入したためだと分析している。(翻訳・編集/KT)

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