2010年2月26日、新浪網は記事「喜び、失望、安堵＝女子フィギュアスケート表彰台の3種の涙」を掲載した。

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現地時間25日、バンクーバー五輪女子フィギュアスケート・フリープログラムが行われた。優勝はキム・ヨナ選手。2位に浅田真央選手、3位がジョアニー・ロシェット選手となった。「最後の点数には驚きました。150．06点（フリープログラムの得点、歴代最高記録を更新した）なんてほとんど男子選手の成績です」とインタビューに答えるキム選手。その目からは喜びの涙がこぼれ落ちた。

銀メダルの浅田選手が浮かべたのは失望の涙だった。大きなミスをしてしまったことが悔しかったと話し、表彰台の上で笑顔を見せることはなかった。

そして安堵の涙を見せたのはロシェット選手。ショートプログラムの2日前、母親が他界した。その悲しみを乗り越えリンクに立った彼女は銅メダルを手にした。「自分と母の2人の夢を実現できました」と答えながら、ロシェット選手は涙と笑顔が入り交じった表情を見せた。（翻訳・編集/KT）