09年の男女の出生比率119.45:100、「男余り」が深刻―中国

Record China    2010年2月26日(金) 15時5分

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25日、中国国家統計局は09年の中国の男女の出生比率が119.45:100だったと発表した。写真は09年の建国記念日に生まれた子ども。

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2010年2月25日、中国国家統計局は09年の中国の男女の出生比率が119.45:100だったと発表した。法制晩報が伝えた。

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中国国家統計局は25日、「2009年国民経済・社会発展統計公報」を公布した。それによると、中国の09年の出生数は1615万人(出生率1.213%)、死亡数は943万人(死亡率0.708%)で、人口自然増加率は0.505%だった。新生児の男女比率は119.45:100で、依然として男性の比率が著しく高くなっている。また、09年末の中国の総人口は13億3474万人となり、08年末から672万人増加した。

中国の男女別人口構成比のゆがみについては、先ごろ米メディアが中国の高貯蓄率の主要原因であると報道し、男女比の不均衡により、男性の6人に1人が花嫁を娶れない状況になっていると指摘。男性にライバルよりも優位に立とうとする意識が働き、貯蓄を増加させていると分析した。男女比の不均衡は農村地区でより深刻で、農村の若者の花嫁探しは都市部に比べてより難しくなっているという。(翻訳・編集/HA)

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