2010年2月24日、国連のウェブサイトによると、世界貿易機関（WTO）のラミー事務局長は、09年の世界貿易量は前年比12％縮小し、第2次大戦後最大の縮小幅を記録したことを明らかにした。25日付で中国新聞網が伝えた。

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ラミー事務局長はブリュッセルで開かれた会合の席で、「昨年の世界の国内総生産（GDP）成長率は前年比マイナス2．2％となり、失業者は2億人を超えた。世界貿易量は同12％縮小し、第2次大戦後最大の縮小幅を記録した」と述べた。

また、世界経済の復興の過程で保護貿易主義が台頭していることに懸念を示し、難航する多角的貿易交渉（ドーハ・ラウンド）について、「自由な貿易を促進し、世界経済を衰退から脱出させよう」と早期合意の必要性を訴えた。（翻訳・編集/NN）