中国人の貯蓄率が高いのは「男余り」が原因―米メディア

Record China    2010年2月20日(土) 22時31分

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16日、米メディアによると、中国人の貯蓄率が高いのは男女の出生比率が偏っているせいだとする研究報告が、米コロンビア大学の教授らによって発表された。写真は人民元。

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2010年2月16日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカによると、中国人の貯蓄率が高いのは男女の出生比率が偏っているせいだとする研究報告が、米コロンビア大学の教授らによって発表された。

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同大の魏尚進(ウェイ・シャンジン)教授と国際食料政策研究所(IFPRI)の張暁波(ジャン・シャオボー)研究員が共同で研究を行った。一人っ子政策を行っている中国では、男女比の標準値105:100に対し、122:100という不均衡が起きており、男性の6人に1人が結婚できない「男余り」の状態に陥っているが、報告はこれが中国人を貯蓄に走らせる大きな要因だと指摘した。

中国では持ち家がないと結婚できないと言われるほど、女性が結婚相手に求める条件は厳しい。報告によると、このため男性は少しでも自らの市場価値を上げるため、コツコツとお金を貯め込んでいる。特に男女比の不均衡が深刻な農村では、息子が嫁をもらえるよう両親も総出でせっせと貯蓄に励んでいるのだという。(翻訳・編集/NN)

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