野生インドシナトラの足跡を発見、住民が食べたトラは「最後の1頭」ではなかった!―雲南省

Record China    2010年2月18日(木) 11時54分

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17日、中国雲南省のシーサンパンナで昨年、付近の住民が射殺して食べた野生のインドシナトラは「最後の1頭」ではないことが分かった。同区内で新たに別の野生インドシナトラの足跡が発見されたことで、明らかになった。

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2010年2月17日、中国雲南省のシーサンパンナで昨年、付近の住民が射殺して食べた野生のインドシナトラは「最後の1頭」ではないことが分かった。同区内で新たに別の野生インドシナトラの足跡が発見されたことで、明らかになった。広州日報が伝えた。

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同省シーサンパンナ・タイ族自治州[孟力]臘県で昨年2月、曼納傘大臭水村の住民2人が同区内に忍び込み、誤って野生インドシナトラを射殺する事件が起きた。2人は証拠隠滅のため、トラを持ち帰って食べたが、6月に自首したことで事件が発覚。その後、主犯の男には懲役12年、罰金10万元(約133万円)が言い渡された。

絶滅の危機に瀕している野生インドシナトラは07年5月に同区内でその姿が撮影されているが、事件以降は目撃情報がなく、事件で食べられたトラが「最後の1頭」である可能性が指摘されていた。ところが、昨年7月、大臭水村から数十キロ離れた別の村でトラの足跡を発見。鑑定の結果、野生インドシナトラに間違いないことが分かった。(翻訳・編集/NN)

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