米メディアが羽生結弦を「氷上のマイケル・ジャクソン」と絶賛、平昌五輪欠場なら影響力は甚大―中国メディア

Record China    2018年1月9日(火) 7時20分

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8日、中国メディア・新浪に、米国メディアが羽生結弦を「氷上のマイケル・ジャクソン」だと称賛したと伝える記事が掲載された。写真は羽生結弦。

2018年1月8日、中国メディア・新浪に、米国メディアが羽生結弦を「氷上のマイケル・ジャクソン」だと称賛したと伝える記事が掲載された。

記事によると、米メディアが男子フィギュアの羽生結弦についての特集記事を掲載したが、「羽生の氷上での演技を見ると、全盛期のマイケル・ジャクソンを思い出す。初めて見る人々は深く心を打たれ、感動で涙する人もいる」と伝えたという。

さらに「これまでで最も完成されたフィギュアスケート選手だ。4回転ジャンプをはじめとして、その正確さ、技術、そして表現力は卓越しており、素晴らしい芸術作品のようだ」とも評価した。

羽生の出場する試合では、ファンから大量の熊のプーさんのぬいぐるみが投げ込まれるため、「壮観な熊のプーさんの海」ができ、羽生ファンは世界中にいると記事は紹介。しかし、昨年11月のNHK杯の練習中に右足を負傷し、その後の試合を欠場せざるを得なくなったと伝えた。全日本選手権も欠場したものの五輪代表に選出されたが、まだ通常の練習ができていない状況で、平昌五輪まであと約1カ月のいまでも回復状況はあまりよくないという。

また、羽生が平昌五輪に出場できなかった場合、「影響は非常に大きい」と分析。「チケットの売り上げに影響が出るだけでなく、ただでさえ注目度が上がらない世界的なイベントに影響を与えるかもしれない。五輪のマーケティング担当者たちは、2020年東京五輪、22年北京五輪へ向けたアジア市場開拓のチャンスを逃すことになるかもしれない」と論じた。

記事は、羽生は競技性と芸術性を兼ね備えた選手で、「憧れのプルシェンコを超えた」と伝えた。そして、他の選手と比べて難度の高いジャンプの正確さに対する要求が高いが、それ故にけがのリスクも高くなっていると分析。今はけがが回復して平昌五輪の舞台に立てることを願うしかないと結んだ。(翻訳・編集/山中)

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