<中印>「インドの子」公言のダライ・ラマを批判―中国系サイト

Record China    2010年2月17日(水) 11時8分

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16日、中国政府系ウェブサイトは、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は「中国の主権と領土保全を尊重する」と約束しておきながら、実際はそれを裏切る言動を繰り返していると批判した。写真はチベット自治区のポタラ宮。

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2010年2月16日、中国政府系ウェブサイト・中国チベット情報センターは、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は「中国の主権と領土保全を尊重する」と約束しておきながら、実際はそれを裏切る言動を繰り返しているとする論説を掲載した。中国新聞網が伝えた。

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“裏切り行為”とされたのは、中印の国境紛争地帯アルナーチャル・プラデーシュ州(現在はインドが実効支配)を「インド領」と公言していること。インドは1914年のシムラ会議で、英領インドとチベットとの国境線「マクマホンライン」が決められたとしているが、中国はこれを認めていない。中国側は同州がチベット自治区南部に属すると主張している。

記事はさらに、ダライ・ラマ6世は同州タワンで出生していることを挙げ、ご先祖様ゆかりの土地を侵略され、抵抗しないばかりか積極的に献上するようでは、チベット人民やご先祖様に会わす顔がないはずだと痛烈に批判した。

また、ダライ・ラマが「50年間もインドのご飯を食べている」ことを理由に自らを「インドの子」と称したことも取り上げ、「食べさせてくれる人がいれば、すぐに息子になるとは。自分をインド人だと思っているなら、チベット南部(アルナーチャル・プラデーシュ州)をインド領だというのもおかしくない」と皮肉った。(翻訳・編集/NN)

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