成田空港籠城の中国人権活動家が帰国、幅広い支援に改めて感謝―米メディア

Record China    2010年2月14日(日) 16時49分

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12日、成田空港の制限区域で約3か月間、寝泊まりを続けていた中国の人権活動家・馮正虎さんが上海市に到着、自宅に戻った。馮さんは各界の支持と注目とに改めて感謝の意を表した。写真は上海浦東国際空港。

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2010年2月12日、成田空港の制限区域で約3か月間、寝泊まりを続けていた中国の人権活動家・馮正虎(フォン・ジョンフー)さんが上海市に到着、自宅に戻った。馮さんは各界の支持と注目とに改めて感謝の意を表した。米ラジオ局・ボイスオブアメリカ中国語サイトが伝えた。

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馮さんは昨年6月、日本を訪問したが、その後、中国から帰国を拒否されるようになった。昨年11月、上海の空港で帰国を拒否され日本に連れ戻された後、日本への入国を拒否し成田空港制限区域内で生活を続けていた。

12日午前12時半ごろ上海市浦東国際空港に到着した馮さんは、一般客とは異なる特別通路から入国し、警察の車で自宅まで送られた。その後、自宅に駆けつけた海外メディアの取材に答え、母国への帰国という市民の権利を中国当局が守るよう訴えていた。

成田空港滞在中、馮さんは世界各国の旅行客、香港の民間団体、各国の人権活動家、そして中国のネットユーザーや上海住民などの同情と声援を受けてきた。また民主党の牧野聖修議員も馮さんを訪ねている。ボイスオブアメリカの取材に馮さんは各方面の支持と注目とに改めて感謝の意を表した。(翻訳・編集/KT)

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