新生児数が26年ぶりに記録更新=ただし30%超が本土出身者の出産―香港

Record China    2010年2月15日(月) 8時12分

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12日、香港紙は、2009年に香港で生まれた新生児の数は8万2100人と26年ぶりに記録を更新したと報じた。うち36%が中国本土出身者の子どもだという。写真は香港で開催されたベビー用品の展示会。

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2010年2月12日、香港紙・明報は、2009年に香港で生まれた新生児の数は8万2100人と26年ぶりに記録を更新したと報じた。うち36%が中国本土出身者の子どもだという。中国新聞網が伝えた。

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香港の政府統計処によると、2009年末の人口は702万6400人。前年末から3万7000人増加した。2009年の新生児は8万2147人となった。中国本土籍の女性が出産した赤ちゃんは3万7253人、うち父親が香港籍の子どもは6213人、両親共に香港籍を保有していない子どもが2万9766人で、前年比18%増と急増している。

産婦人科医師の[革斤]嘉仁(ジン・ジアレン)氏によると、中国本土籍女性による出産は増加する見通しで、私立病院産婦人科のベッド数は近年、20%程度も増えたという。また昨年半ばから景気回復を受け、香港籍住民の出生率増加も予想されるという。

中国新聞網では触れられていないが、中国本土籍女性による香港での出産は、子どもの香港居住権確保を狙ってのものと見られる。しかし出産数増加に病院の受け入れ能力は限界に達しており、香港政府は「妊娠女性の入境拒否」などの対策を打ち出している。(翻訳・編集/KT)

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