欧州議会に出席したEU外相、カバンから「中国研究」の本―仏ストラスブール

Record China    2010年2月13日(土) 19時34分

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11日、欧州連合(EU)のアシュトン外相が、英国人研究者が中国について分析した著書「What Does China Think?」を愛読していることが判明し、話題を呼んでいる。写真はそのニュースを伝える中国メディア。

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2010年2月11日、欧州連合(EU)のキャサリン・アシュトン外交安全保障上級代表(外相)が、英国人研究者が中国について分析した著書「What Does China Think?」を愛読していることが判明し、話題を呼んでいる。中国紙・重慶晩報が伝えた。

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欧州議会に出席したアシュトン外相がカバンから同書を取り出したところをAP通信のカメラマンが激写した。同書はマーク・レナード(Mark Leonard)欧州外交評議会事務局長が3年かけて中国各界の著名人にインタビューを行い、まとめたもの。08年に出版された。

記事によれば、米紙ニューヨーク・タイムズの「アンティ」氏は、欧米諸国に同書を真剣に読ませるほど中国の国力が増大した証だと指摘。EU外相の“パフォーマンス”には非常に重要なメッセージが含まれており、これはEU上層部が「中国的な考え方」を理解し、良い関係を築こうとしていることの表れだとの見方を示した。

一方、欧米のネット上では「EU外相が暇を見つけては中国の考えを憶測することに励んでいる」と冷ややかな反応をしている、と記事は伝えた。アシュトン外相は会議の席で、「世界中の様々な問題は各国と協力して解決していくべき。中でも中国やロシア、インドなどはEUにとって有益なパートナーだ」と強調している。(翻訳・編集/NN)

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