海外企業を買いあさる中国自動車メーカー=核心技術獲得で国内市場制圧目指す―中国

Record China    2010年2月8日(月) 17時3分

拡大

2010年2月5日、ロイターは記事「吉利汽車のボルボ買収:海外企業買収で国内市場制覇を目指す中国自動車メーカー」を掲載した。写真は吉利汽車の工場。

(1 / 4 枚)

2010年2月5日、ロイターは記事「吉利汽車のボルボ買収:海外企業買収で国内市場制覇を目指す中国自動車メーカー」を掲載した。6日、環球網が伝えた。

その他の写真

金融危機以後、低迷が続く世界の自動車メーカー。この機を狙って中国企業は海外メーカーのブランドと技術を狙っている。四川騰中重工は昨年、GM傘下のブランド・ハマー買収で合意した。中国当局は四川騰中重工が自動車製造の経営経験が不足していること、燃費が悪いハマーはエコに反していることからいまだに認可せず、最終的な契約は遅れている。

北京汽車も昨年、GM旗下のブランド・サーブの関連技術を2億ドル(約178億円)で買収した。海外自動車メーカー買収の目玉となっているのが吉利汽車によるボルボの買収。フォードですら立て直しができなかったボルボブランドを創設わずか13年の吉利汽車が救済できるのか、市場は懐疑的な意見が強い。

しかし中国政府は、喉から手が出るほど欲しい技術の獲得につながり、また外貨準備の有効な利用にもなると後押ししている。また「中国企業」となったボルボは中国市場での成功が期待できるとの声も上がっている。吉利汽車の鼻息も荒い。販売台数を2009年の33万台から2015年には200万台に引き上げる計画を立てている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携