Record China 2010年2月6日(土) 1時3分
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5日、日本を代表する企業であるトヨタのリコール問題を受け、品質で勝負してきた日本の「ものづくり」 は過去のもの?と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。写真は、アジアの各国で古い日本車が大活躍。ミャンマーで使用されているカローラ
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2010年2月5日、日本を代表する企業であるトヨタのリコール問題を受け、品質で勝負してきた日本の「ものづくり」は過去のもの?と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。作者は、トヨタの顧客軽視の姿勢の原因について分析している。以下はその概略。
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中国でも多くのメディアがトヨタ自動車の豊田社長の謝罪記者会見を伝えている。
アクセルペダルの不具合による大規模リコールや、ハイブリッド車の新型「プリウス」のブレーキ問題など、品質で勝負してきた日本の物作りは過去のもので、ユーザーからのクレームを軽視していたため、大きな問題を抱えてしまったようだ。今回表面化したのは、氷山の一角だけかもしれない。
例えば、愛知県にあるトヨタ自動車の販売店「ネッツトヨタ中部」では、リコール修理時のボルトの締め忘れによりガソリンタンクが走行時に脱落するという事故をひきおこしている。
ガソリンの臭いで、炎上前に異常に気がついたミニバン「ヴォクシー」の所有者は、詳しい整備内容の書面の提出を求めたが、不誠実な対応で怒りをあらわにしていた。
グループが巨大化するにつれて、顧客の声を無視する傾向が強く、責任をグループ内でなすりつけるようなケースも多かったのではなかったのか。
トヨタグループは、消費者からのクレームを真摯に受けとめる文化が欠如しており、これも安全崩壊の一つの要因だ。
これほど大規模なリコールに発展するまでに、多くの顧客がトヨタの販売店にクレームを出していたはずだ。その販売店に寄せられたクレーム情報をメーカー自体がきちんと吸い上げる仕組みが機能していなかったのではないだろうか?
品質問題が相次いでいることについて、豊田社長は「この状況を重く受けとめ不安を取り除き、信頼を取り戻すことを最優先にしたい」と述べたが、一度失った信用の回復は困難だろう。(翻訳・編集/YM)
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