中国の地下鉄事情(4)アジア大会目指して延びろ!―広東省広州市

Record China    2006年11月23日(木) 2時3分

拡大

地下鉄ができてからまだ歴史が浅い広州市。しかしアジア大会を目指し、ここでも急ぎ建設が進められている。

(1 / 10 枚)

2006年11月23日、オリンピックや万博などの大イベント開催に向けて、北京市や上海市で地下鉄工事が進められているが、広東(かんとん)省広州(こうしゅう)市でも同じ現象が起きている。2010年に開催されるアジア大会に向けて、急ピッチで工事が行われているのだ。

その他の写真

これによって2010年には総延長255kmの地下鉄と、7線の都市近郊電車が開通することになっている。その結果、アジア大会が行われる80%以上の競技場まで、地下鉄利用のみでアクセスできるようになるそうだ。

広州市に初めて地下鉄が開通したのは1997年6月。その2年後に全線が開通した。この都市にとって、作られてからまだ10年経っていない新しい乗り物だ。この1号線は、西朗から広州東駅を結ぶ18.5km区間、途中に16の駅がある。地下鉄の登場によって、広州市民の生活は大きく変化した。

続けて2002年12月、地下鉄2号線が開通した。これは総延長9.4km、駅数8の路線で、海珠区、広州輸出商品交易会琶州展館、広州交易会の新会場などを結ぶ、市を南北に貫く大動脈となっている。

広州市の地下鉄利用者数は、1号線が約25万人、2号線が15万人で、現在地下鉄3、4号線、大学城線、珠江デルタ地区快速軌道鉄道の広州-佛山区間の工事が急ピッチで行われおり、2007年の開通を目指している。2010年には総延長255kmの地下鉄と、7線の都市近郊電車が開通する予定だ。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携