「黄金の日々」!中国が世界最大の金産出国にして最大の消費国へ―豪紙

Record China    2010年2月2日(火) 19時48分

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27日、中国は07年に南アフリカ共和国を抜いて世界最大の金産出国に躍り出たが、最大消費国の地位も手にした可能性が高いという。写真は寅年にちなんで虎をかたどった金の年賀記念品。

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2010年1月27日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドによると、中国は07年に南アフリカ共和国を抜いて世界最大の金産出国に躍り出たが、同時に、過去数世紀にわたり最大の金購買国だったインドを抜いて最大の消費国となった可能性が高いという。28日付で環球時報が伝えた。

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同記事によると、北京市内にある貴金属専門店「菜百」は金などを求める中国人客でごったがえす。中には1kgの純金を買い求める客もいるという。北京市も、03年から金の備蓄を続けていると昨年発表している。

中国の金需要の急激な増加は最近のことだという。09年の第3四半期に同需要は前年比で12%伸びた。世界の貴金属の需要が30%下降するなかで中国は8%の成長を記録、小売店などへの投資も30%の伸びを示し、新記録となる26.8トンを売り上げた。その背景には、中国経済の継続的成長によってぜいたく品を購入できる層が広がったこともあるとみられている。

中国だけが金を愛好する社会ではないが、インド、トルコや中東諸国では金相場高騰が消費者に二の足を踏ませているのに対して、中国では価格の上昇が積極的要素として受け取られ、多くの消費者がその上昇は続くと信じ購入に踏み切るのだという。(翻訳・編集/津野尾)

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