<調査>市民の注目度が高い問題、トップ3は腐敗・貧富の格差・住宅価格―中国

Record China    2010年1月29日(金) 7時4分

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24日、人民網がネット上で「2010年全国両会調査:あなたが最も注目している10大問題は何?」とのアンケート調査を行ったところ、1位は腐敗問題だった。写真は海南省で開かれた反腐敗教育展。

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2010年1月24日、成都晩報によると、3月に開催される2010年の全国両会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)に先駆けて、人民網がネット上で「2010年全国両会調査:あなたが最も注目している10大問題は何?」とのアンケート調査を行ったところ、1位は腐敗問題だった。

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調査は人民網があらかじめ16項目を選出し、それに対しネット上でユーザーが投票する形で行われた。その結果、23日午後10時30分現在、関心の高い問題トップ10は次のような結果となっている。

第1位―腐敗問題

09年も多くの政府高官が腐敗に手を染め失脚した。国民の利益を第一に考えて業務を執行させるためにいかに監督するか?いかにして腐敗を防止するか?

第2位―貧富の格差

貧富の格差は社会が一貫して注目し続けてきた問題である。あるデータによると、中国では10%の富裕層が都市住民の全財産の45%を所有している。この現象をいかに緩和・解決するか?

第3位―住宅価格の抑制

住宅価格の暴騰によって「マイホーム」は庶民にとってますます遠い夢になりつつある。最近相次いで打ち出された一連の住宅価格抑制政策は効果を上げられるのか?

第4位―医療改革

大きな病院に人が集中しすぎるため、受付の順番取りでさえ難しい。高額な医療費の問題もある。

第5位―司法の公正

司法部門の腐敗も目立つ。また、法治でなく“人治”で処理されることもあり、いかにして公正を保つかが問題。

6位から10位は、警察など公権力による公正な取り締まり・監督の実施、教育の公平性、就業問題、年金・保険問題、法に基づく立ち退き・取り壊しの実施―となっている。(翻訳・編集/HA)

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