Record China 2010年1月27日(水) 10時11分
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23日、インド紙は「中国の新たな輸出品:不法移民」と題した記事を掲載し、メキシコやラテンアメリカ各国経由で米国へ密入国する中国人が増加していると伝えた。写真は福建省福州市の港に書かれた密航取り締まりの標語。
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2010年1月25日、環境時報によると、インド紙「ザ・タイムズ・オブ・インディア」は23日付けで「中国の新たな輸出品:不法移民」と題した記事を掲載し、メキシコやラテンアメリカ各国経由で米国へ密入国する中国人が増加していると伝えた。
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米国境警備隊のデータによると、09年に米アリゾナ州へ密入国し、逮捕された中国人は332人に上り、08年の30人に比べ11倍以上急増している。同警備隊のある隊員は「メキシコ人が米国への密入国のために仲介業者に支払う手数料は1500〜3000ドルが相場だが、中国人は約4万ドルの手数料を支払っている」と語る。密入国者の増加に伴い、中国人の麻薬密輸者も急増しているという。
また、アリゾナ州ツーソン市連邦裁判所の通訳担当者は「中国人の密入国は、昔はコンテナを利用した方法が多かったが、現在は検査が厳しくなりこの方法は少なくなった」と語り、「新たな密入国の方法は、北京からローマへ飛び、さらにベネズエラを経由してメキシコへ入る、あるいはキューバから飛行機でメキシコへ入り、メキシコの国境周辺やソノラ砂漠から米国へ密入国する方法が多くなっている」と話す。同氏は「これまで担当した中国人密入国者や不法移民の多くが福建省の出身者だ」と証言している。(翻訳・編集/HA)
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