<世界汚染深刻地区>中国から山西省臨汾市が3位にランクイン―海外サイト

Record China    2010年1月21日(木) 14時26分

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20日、国外のあるサイトが世界で最も汚染の深刻な地区15カ所をリストアップした。そのうち、中国からは山西省臨汾市が第3位にランクインしていることが分かった。写真は臨汾市。

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2010年1月20日、環境問題のニュースポータルサイト・Mother Nature Network(MNN)が09年10月付で掲載した記事「世界で最も汚染の深刻な地区15カ所(The 15 Most Toxic Places to Live)」を、中国の大手ポータル・網易(NETEASE)が紹介した。そのうち、中国からは山西省臨汾市が第3位にランクインしていることが分かった。

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ランキングによると、最も汚染の深刻な地区トップ5は、第1位:インドネシアのチタルム川、第2位:ウクライナのチェルノブイリ、第3位:山西省臨汾市、第4位:太平洋ゴミベルト(北太平洋循環の海流に閉ざされたゴミが集中的に浮かんでいる海域)、第5位:ブラジルのロンドニア州の順だった。

山西省臨汾市が3位にランクインした理由について、同サイトは「同市は世界のいかなる地域よりも大気汚染が深刻。石炭資源が豊富なため石炭関係の産業が栄えており、大気中に粉塵や工業汚染物が充満している。洗濯物を干すと乾くまでに黒くなってしまうといわれるほど汚染が深刻で、現在約300万人の市民が気管支炎、肺炎、肺がんなど呼吸器系の病気にかかる危険に瀕している」と評している。(翻訳・編集/HA)

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