中東産油国、中国へ原油輸出を大幅に増やす=日本で将来を不安視する論調―中国紙

Record China    2010年1月22日(金) 1時20分

拡大

2010年1月19日、環球時報は記事「中東の対中石油輸出が日本向け超える=日本には主導権を奪われるとの不安感」を掲載した。2010年、中東の産油国は中国向け輸出量を大幅に拡充する計画を立てている。写真は天津港の石油化学工場。

(1 / 4 枚)

2010年1月19日、環球時報は記事「中東の対中石油輸出が日本向け超える=日本国内には主導権を奪われるとの不安感」を掲載した。

その他の写真

18日付日本経済新聞は、産油国が対中シフトを強めていると報じた。2010年、サウジアラビアは対中原油輸出を3割、クウェートは6割、イラクは2.4倍にまで増加させる計画だ。このまま拡大が続けば日本の原油輸入の安定にも影響を及ぼす可能性があると日本経済新聞は不安視している。

雑誌・選択1月号も中国の石油消費量の問題を取り上げた。中国の資源外交は中東産油国に影響力を及ぼしつつあり、豊富な資金を元に石油精製プラントを建設したほか、鉄道や港湾などの現地インフラ建設にも積極的な投資を続けていると紹介。すでにサウジアラビアにとっては日本は最優良顧客ではなくなったとして、今後、原油価格の主導権が中国に移ると指摘している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携