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9日、09年、台湾の出生率(合計特殊出生率)が1.0にまで下がったことがわかった。出生率の数値としては世界最低となる。資料写真。
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2010年1月9日、台湾当局の統計によると、09年、台湾の出生率(合計特殊出生率)が1.0にまで下がったことがわかった。この数値は世界最低となるという。中国新聞網が伝えた。
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台湾紙・中国時報は9日、不景気と女性の出産意欲の継続的な減退により、09年に台湾で出生した子どもの数は19万1000人にとどまり、普通出生率(人口千人あたりの出生数)は8.29に減少したと報じた。これにより人口減少への圧力がまた増加したと指摘した。
同記事によると、不景気による所得減で多くの若者がストレスを受けており、出産を望まない若い夫婦が増加しているという。晩婚も出生率の低下に拍車をかけている。台湾女性の第1子出産時の平均年齢は30歳を超えたという。
同統計によると、台湾における出生数は01年に初めて30万人を割り、08年には20万人を割った。また、普通出生率は80年代初めには20だったが、03年には10を割り、09年は8.29という史上最低の記録となった。(翻訳・編集/津野尾)
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