Record China 2010年1月12日(火) 6時22分
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7日、香港紙・亜洲時報はブラントリー・ウーマック教授の署名記事を掲載した。ウーマック教授は、中国とASEANのFTAをポスト冷戦時代において最も成功した大国外交と評価している。写真は6日、南寧市で行われたFTA発効の記念式典。
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2010年1月7日、香港紙・亜洲時報は、毛沢東研究で知られる米バージニア大学のブラントリー・ウーマック教授の署名記事を掲載した。ウーマック教授は、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)をポスト冷戦時代において最も成功した大国外交と評価している。環球網が伝えた。
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1月1日、中国とASEANのFTAが正式に発効した。FTAがメリットをもたらすことは間違いないが、東南アジア諸国にとっては巨大な中国に飲み込まれるというリスクをも背負うことになる。しかし1国ずつではなくASEANという地域機構を通じて中国と向き合うことでそのリスクは軽減された。
中国が主導する上海協力機構もそうであるように、中国は地域機構を通じた他国との協力を推進してきた。加えて中国はかつて周恩来首相とインドのネルー首相が唱えた平和5原則を外交の基礎として位置づけ、他国の尊敬と信頼を集めている。こうした中国の姿勢がは20年にわたる外交的な成功につながり、ASEANとのFTA締結として結実した。ただし今回の成功は終着点ではなく、新たな成功のはじまりに過ぎない。(翻訳・編集/KT)
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