中国の輸出、向こう10年で世界総輸出の25%を占める見通し―英紙

Record China    2010年1月11日(月) 15時16分

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7日、世界経済の衰退に伴い、中国の輸出額割合は国際市場で増加し続け、10年以内に25%を占める可能性があるという。写真は浙江省のフルーツ缶詰製造工場。

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2010年1月7日、英紙エコノミストによると、世界経済の衰退に伴い、中国の輸出額割合は国際市場で増加し続けている。8日付で環球時報が伝えた。

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09年12月、中国商務部の鐘山(ジョン・シャン)副部長は、中国の輸出額割合は世界輸出貿易額の中で上昇し続けていると述べた。データによると、中国の輸出額は13か月連続で下降したが、09年12月の輸出額は前年同期よりも高かった。また、中国の09年輸出額は08年より17%低かったが、他国の落ち込みがさらに激しかったため、中国はドイツに代わって世界最大の輸出国となり、世界輸出総額の10%を占めるようになった。

08年までの十数年間、中国の輸出額の年間平均成長率は23%で、世界貿易増加率の2倍以上となっている。この速度で成長していくと、向こう10年以内に中国は世界輸出総額の4分の1を占める可能性があり、50年代アメリカの18%を超える。現在、アメリカの輸出市場占有率は8%にまで下落している。富裕層の需要が緩やかになったこともあり、中国の輸出額成長速度は向こう20年の間に緩やかになると思われるが、市場における割合は増加し続けるとみられている。国際通貨基金(IMF)は2014年には中国の輸出額は世界貿易の12%を占めると予測している。(翻訳・編集/中原)

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